新穂銀山百枚間歩を探訪繁殖期の朱鷺の色はご存知ですか?

2015年12月19日

奈良の長谷寺を模した東光山清水寺(せいすいじ)

清水寺 救世殿

佐渡の新穂大野にある東光山清水寺 (せいすいじ)の掛け造り。京都の清水寺(きよみずでら)の舞台も掛け造りで、観光協会の説明書きなどでも次のように表記されています。

大同3年(808年)開基。賢応法師が京都から佐渡に布教にきた際に「こんな遠い島国から都の清水寺までお参りに行くのは大変だろうし行けない人達のために」と京都清水寺を模して建立したと言われる。 

しかし最近の東光山清水寺の説明看板には、奈良の長谷寺を模した造りであると記載してあります。
確かに見比べると、京都の清水寺よりも奈良の長谷寺の方が酷似点が多いようです。 しかしながら、名前が一緒だということと、既に佐渡観光に於いては京都の清水寺を模したとの説明が蔓延しているので、払拭するのは難しいでしょうね。
清水寺 救世殿
 
この救世殿の中は、長谷寺の内部にとっても良く似ています。 
廃寺のような感じにはなっていますが、まだその当時の絢爛な造りは健在で、参道の杉並木の雰囲気もよく、魅力満載です。
 清水寺

路線バスだと少し歩かないと辿り着けませんが、とても魅力あるお寺清水寺に訪れてみてください。紅葉の時期や新緑の時期がおすすめです。 

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